リーガルテックシンポジウム 2023最新技術、
海外動向から読み解く
日本のリーガルテックの現在地
オンライン配信
5.11 THU 13:00-16:30
主催
一般社団法人AI・契約レビューテクノロジー協会
最新技術、海外動向から
日本のリーガルテックの今後を占う
最新技術、海外動向から
日本のリーガルテックの
今後を占う
技術の進化は想像を超えた早さで進んでおり、私たちの生活や企業活動に欠かせないものとなっています。近年は、法務の分野でもテクノロジーの活用が進んでおり、「リーガルテック」と呼ばれるサービスが急成長しています。少子高齢化が進む日本の国際競争力強化のためにテクノロジーの利活用は必須です。そして規制の複雑化が進み、コンプライアンスが強く要請され、法務の重要性が益々高まっていく今、国内においてリーガルテックをいかに活用していくかは、重要な課題となっています。
本シンポジウムでは、リーガルテックに関わる様々なステークホルダーが、技術革新と既存の法令はどのようにバランスをとっていくべきか、そしてリーガルテックが企業法務へもたらす可能性について、意見を交わす場にしたいと考えています。
タイムテーブル
13:00-13:05
13:05-13:35
Special Speech
海外のリーガルテック規制の状況
世界的に注目されているリーガルテック。ここ数年日本でも急速な成長を遂げてきました。ただその成長率や法規制などのルールづくりは米国をはじめ世界よりまだまだ発展が遅れているといえます。
本セッションでは、米国のリーガルテックの法規制に詳しい早稲田大学石田教授に、米国におけるリーガルテックの規制状況をお伺いするとともに、今後日本のリーガルテックの進展のために必要なことについてお話いただきます。
13:35-14:05
Theme Session A
既存の法令と新規テクノロジー
共存の未来を考える
リーガルテックの台頭に見られるように、技術革新はこれからますます進んでいくことでしょう。
そこで我々が考えなければならないのは、技術革新によりもたらされた新しいテクノロジーは法令等の既存ルールとどのように共存すべきかという点です。
本セッションでは元検事総長として刑罰法規を熟知する林弁護士と事業者として契約レビューサービスを提供する角田氏が、
急激に進化するテクノロジーと法令等の既存ルールはどう共存していくべきかを徹底議論します。
14:05-14:50
Theme Session B
法務業務インフラとしてのリーガルテック
リーガルテックはここ数年、「DX」の名のもとに日本でも急速に導入が推進されてきた領域の1つでもあります。
しかし、ただ導入するだけでは「DX」を実現できたことにはならず、現場を変革し、進化させなければその本質を実現できたことにはなりません。
本セッションでは、現場を変革させるために奔走するリーダーの皆様をお呼びし、契約レビューサービスをはじめとする
リーガルテックがどのように現場の業務に影響を与えているのか、またリーガルテックへの今後への期待も含めてリアルな声をお届けします。
15:05-15:50
Theme Session C
AI時代のリーガルテックの可能性
日本を変革させるリーダーたちに聞く
技術革新、特にAIの進化は、私たちの予想を超えたスピードで進んでいます。
そんなAI時代にリーガルテックサービスを提供する事業者はどのような未来を見据えているのでしょうか。
本セッションでは、契約レビューサービスなどリーガルテックサービスを提供する事業者5社の代表が、サービスの提供者として考える、AI時代におけるリーガルテックのさらなる可能性、そしてリーガルテック事業者としての責任を語ります。
15:50-16:20
Special Speach
国際競争力とリーガルテック
新しい産業や技術に関する政策遂行には、参考となる前例や、比較できる他国の取組がない場合は多くの不確実性が伴います。失敗や悪影響を恐れているばかりでは、将来の経済成長の可能性を潰しかねません。リスクを正しく見積もり、ゼロリスクでなくても前に進み、政策としてもイノベーションを推進していただく必要があるのではないでしょうか。
本講演では、内閣府規制改革推進室の目指すべきゴールを、社会のデジタル化を進める重要性に関して、リーガルテックの必要性を交えてお話いただきます。
また、法と最新技術の整合性をどのようにとっていくべきなのかもご意見をいただきます。
16:20-16:25